人間にとって一番大切なものはなにか。
側に置いておきたいものはなにか。 その答えを確かめるべく世界中を旅し続けた男がいる。 私ではない。 私の可愛い舎弟くんだ。 日本に帰ってきたとき、 「結論がでました。納得しますよ」 と、興奮状態の彼。 ワインを一気に2本空け彼の口から出た言葉は、 酒。 君はそのために世界中を回ってきたと言うのか! アイルランドでは、ロシアでは、チリでは・・・・・と。 「その街のパブで地元の人間と飲んで聞いてみたんだ」 テーブルを見ると、さらに3本、4本とワインは空けられていた。 しかし彼の調査には大変なミスがある。 でも分かるんだ。彼は私に自分の足でつかみとった答えを伝えた かったんだ。 でもいつかは伝えなくてはいけない。 若いうちの方が心の傷は癒されやすい。 覚悟を決めた。 『パブに飲みに来ている人間に聞きゃー、酒と言うわな』 「これからもう一度いってきます!」 分かればよい。若いうちは勇み足なんてよくある話さ。 行ってこい! スポンサーサイト
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久しぶりにロシア料理を食べに行ってきた。
久しぶりに飲んだウォッカはおいしかった。 そんなことを書きたいわけではない。 その店は、ほんとカワイイおばあちゃんがフロアを一人で 切り盛りしているのだ。 確か私以外に5組くらいいたが、そのドリンク、フードの オーダーをとるが、彼女はパニック状態なのかかなかなか 出てこない。 せっかちな私にはたまらなない。 そうだ、私はイタリアにいるときは気長な性格になるでは ないか。そうだここは日本ではない、ロシアなんだと言い 聞かせると黙って大吾郎になっていった。チャン! 「お待たせしちゃってごめんね!」 許せます。 「だまって待てねーやつは帰んな! 俺がただですませねーぞ!」 地ならしは終わりました。おばあちゃん、思う存分ゆっくりやって くんなさい。 そして勘定が半分になっていた。 |
最近レンガ造りの超中古物件をさがしています。
4,50年経っていても構わない。 床は土が出ていても構わない。 部屋は間仕切りがなくてもいい。 町内会館のように長方形でシンプルがいい。 人が住んだことがない、納屋でもいい。 私はこんな家に住みたいのだ。 寒くたって構わない。今だって冬は9℃くらいにして住んで いるから。 誰か、「あげるよー!」 って言ってくれないかなー。 えっ、人生ナメていませんよ。 ただ、なーんにも考えていないだけ。 楽観、楽観。 そうそう、私は今まで寝れないということがなかったのね。 どんなに悩んでいても、 「あーあ、疲れたまた明日考えよう」 とスカーレット・オハラのように”嫌なこと後回し精神”が 睡眠をさせてくれるのね。 えっ、ちゃんと悩んでいますって! えっ、それは悩んでいない? ふん、なーんにも知らないくせに! 早いとこ土の上の生活したいなーと思う今日この頃です。 |
イタリア風ベーコンでも作ってみませんか。
私も人づてに聞いて作ったのがはじまりですが。 これが簡単なんですよ。 簡単に説明させていただきますので、時間があるときにでも ハッスルしてやってみましょう! 材料 豚ばら肉のブロック(新鮮なもの 香草(ローズマリー・タイムほかお好みで) 粗引きブラックペッパー&あら塩 ニンニク ぴちっとシート(コイツで水分を取り除きます) 作り方 (1)ばら肉にニンニク、塩とブラックペッパーの順番で多めにしっかり すりこみましょう。 (2)香草をその上からちりばめましょう。 (3)そして肉をぴちっとシートで包んでしまいます。 (その時香草もこぼさないように) (4)野菜室に入れてねかしましょう。1週間もしないうちにシートに 水分がたまっていきます。たまったら取り替えてください。 何回か繰り返し取り替えると水分が出なくなります。 そしたら食べられます。 じつは、このシートが大切です。スーパーでお買い求めください。 魚などの要らない水分を取り除くため作られたものです。 これで乾燥状態をつくってしまいます。 湿度があったらだめなのよ。 また私もやってみますので写真を撮って添付しますね。 私はスライスしてそのまま生で食べますが、自信がない方は火を 通してください。 |
今年もヨーロッパが猛暑にやられています。
エアコンなんぞ一般家庭に普及はなかなかされていないので死者が 出ている。 みたいなことを新聞などメディアは書いていますが、何か違和感が。 イタリア人など現実的にエアコン欲しいなーと思っているのかな? エアコン、エアコンとなにか日本的発想で、呆れかえってオナラも 出ません。 動物などには人間的発想で、 「・・・ちゃん、育児奮闘中!」 みたいに語ってしまう感覚と同じでにわたしゃー泣きそうです。 我イタリア人などはエアコンは要りません。 石造りの家ですから中は結構涼しいのです。しかも湿度が0%ですか らね。 ではなんで死んでしまうの? 狩猟民族だから体力に自信がある。だから外に出て熱中症にかかって ポックリいってしまう。 でもそれもこれも神の思し召し。 イタリア人がエアコン? 勘弁してください。 それぞれの文化というものがありまして、自分たちの価値観を押しつ けないの! |
今日からビアガーデンの始まりです。
昨年、スタッフと行ったあの時を思い出すなー・・・・。 ビールを頭で飲んだものです。 しかも無理やり近くで飲んでいたお客様I氏を合流させ、 氏にも伝染させたみたいで、必死に私についてきた。 すかし、同席していた彼女は怒っていたらしい。 何故らしいかというと、私はすでに記憶がなかった からで・・・・・・、実は頭で飲んだ事も記憶にないのです。 私はどうやら楽しくなると頭で飲みたくなるようで、 今までにもこの荒行を度々行われています。 幸せの表現活動には規定はありません。 すかし、迷惑はかけていませんから。わ・た・し・は。 私の場合、頭とビールが表現材料に使われているだけ。 よろしかったら私とこの表現活動いかがですか? |
今朝、銀行に行く途中での話。
歩道を自転車で走っていました。私の前にも女性が自転車を こいでいました。 前方を見ると駐車場から歩道を横切るように出てくる老紳士 が運転する車が出てこようとしています。 なぜか反対方向ばかり見ててこちら側は一切見ようとしません。 (お嬢さん止まったほうがいい。爺さんこっち見てないから。 行くなー!行くんじゃない!) ・・・・ガシャ!・・・・ あーあ、やっちゃった・・・・・。 「爺さん、だめだ確認しないと。全然こっち側見てなかったしょ!」 するとお嬢さん、 『じゃ、自転車動くみたいですから行きますね。』 「お嬢さん、大丈夫なの、痛いところないの?」 いっちゃった・・・・・・。 残された2人。 でも爺さん、???????? 何が起こったかまだ把握できずにいる。 神様は2回も爺さんのために奇跡は起こさないから。 |
明日は久しぶりにシェフになります。
今回はナポリ料理。 ふるさとおっかさんの味をどこまで出せるかな。 オリジナルは無し。 オールコピーだーい! イタリアの親父が言う。ルールは2つ。 「基本は守れ。基本はぶっ壊せ!」 私が壊せるわけないですか! 一人6000㌔離れた東洋の国にいるのに。 シャツに残ったシミさえ洗濯しないで残しているんだ。 さてどんな料理になったか次回珍しく写真付で報告します。 しかし・・・・、前回ナポリに帰ってから2年半が過ぎている。 ナーポリの味覚が日本の味で壊されていないだろうか・・・。 いつか皆様に私のナーポリ料理を食べていただくことができる であろうか。 ・・・・・っていうことは、サルバトーレは何時しかナーポリ 料理店出店? ヒャヒャヒャヒャ・・・・・・・。 |
最近バスに乗っています。
そこでいつも日本人を感じずにはいられない出来事が あるのです。 例えば自分しか降りないであろう停留所では、自分でブザーを 押していますが、地下鉄駅など多数の乗客が降りるところでは、 誰一人なかなか押そうとはしない。 顔の横にあるブザーにただ人差し指で押すだけの行為。 それが我イタリアになるとわれ先に押します。 こんなんだから日本サッカーは、自分でゴールしようとする 人間がなかなか出てこないのだ。 相変わらず誰も押さないのか。 「運転手さーん、皆さんは降りませんが、私は、次で降りますよ!」 私はこうしてバスに乗っていても日本人の為にを教育しているんです。 だからこうして警告するんです。 世界中で他人はなーんにもしてくれませんぞ。 私ぐらいのものですぞ。 |
最近汗がスゴイんです。
(医者から更年期障害と告げられる) 汗と言えばナーポリ! 基本は冷や汗。 裏道の緊張感についつい体に力が入っているのか、汗が 吹き出てくる。 行き場のない汗は着たきりスズメの綿のセーターに。 そんなかんなで3日も着ていれば黒のセーターに白い結晶 が所狭しと付着します。 塩、塩、塩、塩でございます。 そして手ぶらの旅行が基本とする私は、そのセーターを 捨てて新しいものを買います。 1月でも塩だらけ。 できれば買わないで、最後まで同じセーターを着てたいのさ! だってセーター1枚で美味しいプロシュットのかたまりが 買えるじゃない! |
自分にふりむいて欲しいの。 私(俺)って尽くすタイプなんだけど。 どうして逃げていってしまうの? なーんて質問よく受けたりします。 まあ、平成のシェークスピアといわれる私ですから・・ハハハハ。 原理原則として追う者と逃げる者、どちらかしかない。 お互いに歩み寄る、フィフティー・フィフティーなんてあり えない。 追えば逃げる、逃げれば追ってくる。 少しでもハーフラインを超えて追う気持が出た方は結果的に 逃げられるのである。 でも神様は、本来ろくでもないない事をするために存在している 人間に理性(我慢)を与えたのだ。 それでなんとかやっていけている錯覚に陥ってもがくのだ。 男と女、それは主導権争いに切磋する戦争である。 みなさん、心は無償ですよ。 |
料理は爆発だ!
セオリーにこだわっていたらなーんにも生まれない。 水と油 私はここに究極を見つけてしまった。 例えば、鍋にタプタプのオリーブオイルを入れ、そこにニンニクと 半分にカットしたミニトマトとエビを入れてしまいます。 エビの皮に火が入ったところにコップ半分の水を入れてしまうんです。 なんということを! と思っていたら新しいものは生まれません。 暴れまくっている鍋にすぐさま蓋をします。 ヤケドしてしまう? 人生逃げたってなーんにも解決しませんよ。 (と、自分にも言い聞かせてみた) そうすると美味しいエビが食べられます。 塩味はつけてくださいね。 フランスパンをソースにしみこまして食べてください。 以上、サルバトーレ5分間クッキングでした。 |
基本的にはフランス、イタリア映画が好きなわたし。
結構対照的でありますが・・・・。 フランス映画はなにせ無駄が多いのがよい。 人生なかなか結論が出せないものです。 昨日までYESだったのに今日になってNOになることだっていくら でもある。 「君は僕だけのものではないと思っている。だからいろんな男と 恋をしたほうがいい。」 と言いながら、 『私、あなたでなくて、フェランを愛しているの結婚するわ』 と彼女から言われてしまう。 「僕のところに帰ってきてくれよ。」 と女々しくなる男。 『後で荷物を取りに来させるわ。』 これでこそフランスではないですか。 私はこんな映画を小学生から観てるんです。 それに引き換え、イタリア映画。 あまりにもストレート。無駄がない。本能の叫び。 「僕は君を出会い愛するために生まれてきたんだ。アモーレ!」 『私もよ。アモーレ、アンジェロ!』 どう?簡単でしょ? でも双方共通点もある。 明日のことは考えていない。 大切なのは 今 であります。 |
最近よく行く飲み屋のマスターがウイスキー好きで、
「最近はあまーいのばかり飲むヤツしかいない」 と嘆いており、私が行くときは彼の喜ぶ顔をみたくてスコッチだけを 頼みます。 飲み方はストレートで。 でもこの方が悪酔いはしませんよ。 カンターからふと棚に目をやると、この店に・・・・なんで? と思うウイスキーもまざっていたりします。ラベルには、 ”富士山麓” しかもサントリーやニッカではなく、キリンからでています。 東急で買ったら950円!! 「コイツはなかなかおもしろんだ、飲んでみて」 と口にしてみた。 とても900円台の代物とは思えません。 「こいつも飲んでみて。プレミヤムの15,000円だ。」 『ありゃ、こいつはつまんない。ガツーンとこない。』 「つまんないしょ? だからキリンの社長に文句いってやったさ」 高ければ良いとは限らなく、富士山麓は900円でプラスチックの フタでないとね。 さあ、今日も帰って富士山麓で。 |
無残に散った日本代表。
改善の道は残されているのか? ない。 無理。 狩猟民族のスポーツ、サッカーを農耕民族の日本人がやるわけです。 勝てるわけないじゃないですか。 戦いです。命をかけて狩をしてきた他国の民。 一歩間違えたら命がなくなります。 そこにルーツがある狩猟民族。 日本人はサッカーは情けないけど、他の分野ではイケているんです。 気にする必要はありませんって。 我イタリア人。 基本的にスーパー・マザコンです。 でもフィールドに立ったら先は狩人に変身です。 そこには男の顔が確かにある。 それに引き換え日本人。劣勢に立ったらいつの間にやら 「ねえ、ねえ、ねえ、おかーさん!」 状態になりすっかり甘えん坊さん。 「お母さんがなんでもやってあげるからねー」 の言葉を待ち続けます。 そんなこんなで、タイムアップ!! 柳沢君、あなたはさらし者になったけどアナタだけではないですからね。 これからも日本文化はヤナギ君のクロー人間が沢山出てきますから。 取りあえず、それじゃー、やなのー、という人、 まずは一人で歩きましょう。 自分を出す事を普通にしましょう。 |
おかげさまで我イタリアがワールドカップを手にしました。
ありがとうございます。 本日もネスタ君に起こされ、酒がまだまだ抜けていない状態での 観戦でした。 PK戦までもつれ込み、今回もまたまたPKでやられるのか、、、、、 と一瞬よぎりましたが、我イタリア軍は永久に不滅です! 祝いの言葉をかけて上げれない寂しさはありますが、、、、、、、。 でもイタリアに帰りたーい! ちなみに以前フィレンツエで、私は100M程のニアミスで、 ロベルト・バッジョ に接近したほどの男なんです。 そして彼に挨拶しようとダッシュし、石畳につまづいて持っていた ビール瓶を落として割ったほどの男なんです。 何はともあれ今日ほどめでたい日は近年なかったですね。 Ho molto ferice!(とっても幸せ!) |
今日は雨。蒸していますね。
でも私の家には扇風機なんてございません。 当然エアコンも。 汗はかかなければ丈夫な体になりません。 ”体温調節” この機能をフル活用しないといけません。 ここ北海道なんて無くても生きていけます。 冬になれば室温は17℃に設定します。 体温調節です。 毛穴がピシッとしまり熱を体内に閉じ込めるのです。 どうしても寒ければセーターを一枚。 ちなみに私は夏冬、薄い羽根布団一枚です。 驚く無かれ、寝室の温度は9度です。 9℃ ビビりましたか? ということは一度も暖房をつけたことがないのです。 体温調節できるので冷たい布団に入ってもあっという間に ホカホカです。 えっ、なんですか? 暖房費節約? 何をおっしゃる! 私ほどの人間がそんなセコイことしますか! |
おかげさまで我イタリア、決勝です。
今回は優勝すると開幕前から信じていました。 えっ、まだ優勝していない? どうやったら負けるのか知りたいですなー。 私は起きれるんです。 ちゃんと目覚まし無くても起きれます。 朝方4時だって関係ありません。 ネスタ君がテレパシーで、 「起きるんだよー!」 と、耳元で囁くのです。 ちなみに私の寝室には目覚ましなんぞありません。 一度足りもお世話になったことありません。 真っ暗で、シーンとしてないと寝れないのです。 どう?繊細でしょう? だてに鼻、耳にタバコ入れてません。 では9日イタリアの優勝お楽しみに。 |
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