久々の映画紹介。
師匠パトリス・ルコント監督。
さすが師匠。

この映画も男と女の話。
愛が時を越えることができるのか、
(燃え上がったところで6年離れます)
そいう奇麗事ではなく、
欲望、欲情(本能が)が時を越えれて持続していられるのか、
男は女を抱きたいと思い続けていられるだろうかなのですよと、
師匠。
アタシ曰く、
6年経ってるからこそ、
いいところで引き離されていますから、
そりゃーーー、抱きたいですわね。
では愛のほうはどうでしょう?
6年離れているわけですから、
遠くの身内より近くの他人ですよね。
この映画ではドイツとメキシコの距離。
しかも第1次世界大戦時ですから、
その間、全く会えないし。
悪気ないけど、
“ひまわり”でもマルチェロ・マストロヤンニ演じた男も、
ロシアの捕虜生活で倒れ助けてくれた女と、
一丁上がりじゃないですか。
離れたところでも、
そりゃーーーエエ相手が、
よりエエ相手に出くわす確立は高いですよね。
しょうがない。
結局人間は、愛で苦しむようになっているのだ。
男と女は刹那的。
無償、無償。
刹那の積み重ねの方が無理が無いし、
結果的にうまくいくちゅーーーもんで。
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